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ビジネスプランを考えてわかった自分の傾向

カテゴリ:自分事

このシルバーウィークはこちらに参加していた。

セミナー・現地プログラム | 田舎発、事業創出プログラム【ドチャベン・アクセラレーター】

五城目に向かう前日になって
今回の現地プログラムでビジネスプランを考え、
発表する行程になっていることを知ったのは秘密。

予め聞き知っていた話と、現地で得た情報と、
具体的に取り掛かろうとなされていること。

様々なピースをある軸に沿って構成しなおす作業と、
その結果を様々な人と共有するという時間を通じて、
僕自身の傾向というか「癖」が明らかになったように思う。

傾向1)HOWを重視する

周囲と比較して僕のプランは課題解決が前面に出ていた。
「解決」に重きを置き、WHATよりHOWを強調する。
それよりも「どう」解決するつもりなのかが説明の大半となった。

「どう着手するか」を考えるのにわくわくしてしまう傾向がある。
そういえば、何か新しいアプローチをするときには
「突破口」という言葉をよく口にする。

なぜそれが「課題」なのか、その「課題」によってどう困るのか、
まずは理解と共感を求めるべきなのだろう。
「課題」への関心と理解を高めるのが得意なために、
他の人も同じようにすぐさま「課題」に対して
共感してくれるのだろう、というバイアスが恐らくあるのだと思う。

傾向2)「消費者目線」がない(良い消費者でない)

他の参加者が提案するサービスは
「課題解決」を押し出す僕のプランとは様子が違った。
何より会場からのリアクションが前向きで、
「これほしい!」「面白そう!」といった感じだった。

普段自分の心を満たすためにお金を使うことがない。
あったとしてもそれは大体「食」に向かう傾向があり、
たとえばストレス発散のために「食」以外でお金を使う、
という経験がほとんどない。だから消費者目線が育まれない。

審美眼は身銭を切ることを通じて鍛えられるという話がある。
そういう自分の感覚を養うような消費の仕方が身についていない。

特に、女性は優れた消費者目線を持っていると感じた。
マーケティングにおいても財布を握る女性目線で考えるって
結構多いらしいが、まさにそれを実感したのだった。

対策1)出来ることに注目し、早めに諦めることも大事

特に傾向2)についてはさっさとあきらめた方が良い気がしてきた。
ざっくり見れば子どものころから変わっていない性質なので、
その点は得意な人に任せた方がいい気がする。

逆にHOWを考えるのは他人より得意かもしれないので、
そこを磨いて実行力を鍛える他ないかなと思う。

対策2)プレゼンのゴールイメージを考えておく

プレゼンする前の段階で、相手にどうなってほしいか、
目的をシャープにしてからの準備ができていなかった。

HOWをついつい熱中して考えるあまり、
「こんなHOWを考えたんだ」と目を輝かせて話す。
そこにそもそも相手との齟齬を生む原因がある。

なるべくシンプルに、ゴールイメージを立てること。
それに沿わないものはなるべく削ぎ落とす。

 

準備時間が一時間という制約の中だったので、
余計に自分の癖がはっきり出る結果となった。
せっかくの機会なので、反省を生かし
今回のプレゼンはもう一度作り直そうと思う。

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