「わかってもらえない」と思ったら負け
カテゴリ:自分事 2015/05/11
年度末あたりからストレスフルな日々が続いていた。
細かな仕事を多く抱えながら不慣れな業務に当たり、
しかし誰からも現状を把握してもらえていない状況で、
「よくわからないけど忙しそう」と見られているのを感じていた。
余裕がなくなると仕事の振られ方一つでイライラしてしまう。
イライラが募ると、尊重されていない、と思うようになる。
「それくらい当前だろ」という言葉や態度に過敏になる。
そして、ある日、不満を思わずぶつけてしまった。
わかったことは、
このイライラを昇華させるのは周囲でなく自分だ、ということ。
自分だけがしんどいわけではなかった。
誰もが忙しく、心を亡くしている。
結局、誰かが誰かのために配慮することからしか事態は動かない。
そして、その配慮を他人に期待するからその先が進まない。
周囲を許すことが自分を許すことにつながる。
逆に言えば、周囲に求めすぎるからストレスがたまる。
「わかってもらえない」「もっとわかってほしい」
そう感じるときほど、自分の欲求から離れて、
周囲の状況をよく見た方がいい、そう思った。